【ワンパンマン】周りが考えている理想のキングの強さの異常性

漫画

※本記事では、ワンパンマン村田版の描写や展開の一部に触れます。

 ワンパンマンのキングは、作中で「地上最強の男」と呼ばれるほど評価が高い一方、実際の戦闘面はかなり弱い側のキャラです。

 この記事では、キングが“周りからどう見られているか”を、周囲の発言・思考・行動を軸に整理していきます。

 さらに、ヒーロー目線と怪人目線に分けて、キングの“理想像”がどこまで膨らんでいるのかを、私見ベースで考察します。

 結論は断定しすぎず、「そう見えている可能性が高い」という方向性でまとめます!ワンパンマンアニメ公式サイト


ワンパンマン キングの詳細

 キングはヒーロー協会所属のS級7位ヒーローであり、「地上最強の男」と呼ばれています。

 この時点で肩書きが強すぎるんですが、キングの面白さはまさにここで、実際のキング本人と、周りが抱くキング像がとにかくズレています。

 キングの技や特徴として、実際周りからは(理想)の方で見られて、現実は一切誰にもバレていません(サイタマのみ知る事情)。

 つまり「見られているキング」「本当のキング」が別物みたいになっていて、そのズレが積み重なるほど、周囲の評価がさらに異常な方向に伸びていく印象です。

キングエンジン(理想)

 キングの戦闘前の臨時態勢。

 その音を聞いた怪人は生きて帰ることはできないと言われる。

 この“音”がまず象徴的で、周りからすればキングは戦う前からもう怖い存在なんですよね。

 実力を見せる以前に、出てきた時点で「終わった」と思わせる圧がある、みたいな扱いです。

煉獄無双爆熱波動砲(理想)

 キングの攻撃圏内に入った怪人に対してぶつける、キングのみ使える必殺奥義。

 どんな生物も跡形もなく消し飛ぶ。

 名称からして盛りすぎ感がすごいですが、周囲の認識としては「キングにはそれくらいの必殺がある」と思われているのがポイントです。

 こんなに盛り盛りの技名なのに、キングというだけで成立してしまう空気があるんですよね。

しかし現実は、、、

 そんな技や特徴の詳細はなく、キングエンジンはただキングがビビっているだけでの馬鹿でかい心臓の音。

 攻撃はできず、何もしてなくても周りにいた超格上の強者が対応していることがほとんど。

 ここが“キングという存在のズルさ”というより、キング本人にとってはかなり危うい部分でもあります。

 本人が何もできないのに、周囲は勝手に「キングが勝つ」と信じている。

 結果的に、何も知らない周りの強者が勝手に場を片付けてしまい、それがまたキングの評価を上げる、という流れになりやすいですね。

現実のキングの特徴

 力もない、戦う勇気もない。

 ヒーローとして必要な部分が抜けてはいますが、ゲームの才能はほぼ世界一。

 ゲーム内なら現実のキング並みの実力はありますね(笑)

 ただ、怪人協会編ではちゃんと人質を救助、保護するなど足りない部分を補う勇気はあります。

 つまり、戦闘が弱いから全部ダメというより、“戦えないなりにできることをする場面がある”というのがキングの現実側の強みです。

 ただ、それが周囲に「強さ」として伝わってしまうのが、またややこしいところですね。


周りが思うキングの強さ

 これから行うのは、ヒーロー目線、怪人目線より、キングがどう見えているか実力を考察します。

 また、強さ比較もしつつ強さ位置も当てはめてみます。

 ここで大事なのは、あくまで「実際のキングの強さ」ではなく、周りが想像しているキング像を整理するという点です。

 サイタマ以外、とにかく評価が高いという前提があるので、見え方が極端になりやすいんですよね。

ヒーロー目線

 キングは負けなしの最強の男。

 様々なキャラ目線からの評価を元に位置を決めてみます。

 ヒーロー側の見え方は特に分かりやすくて、「キングは強い」ではなく「キングは最強」寄りに傾いている印象です。

 強いという評価に“疑いのが混ざらない”のが異常さの中心だと思います。

アトミック侍目線

 キングの強さに疑問を感じ、試し切りをキングに要求した際、キングのあまりの凄腕に自身の力量不足を痛感してます。

 この話からは、アトミック侍よりキングが圧倒的に強いという印象を受けました。

 疑って試した側が「自分が足りない」と感じてしまう流れは、周囲の評価がどれだけ“キング補正”で固まっているかを示しているように見えます。

 普通なら「確認後、弱さ弱さ確信」になるはずが、逆に信仰が強化される感じです。

バング目線

 キングの強さはおそらくサイタマと同格もしくは少し弱いくらいで見えていると予想。

 強い者ほど弱さをアピールするキングを褒めるなど場面があることから、最低ラインとしてガロウよりは遥かに強いとはみているはず。

 ガロウより弱いとみえていれば、鍛えてやろうとか言うと思いますので。

 ここは、バングという“強い側の視点”だからこそ、キングの評価がさらに跳ねる感じがします。

 強者が強者を認める空気って、それだけで説得力になってしまうので、周りも「やっぱりキングは別格」と思いやすいですよね。

タツマキ

 他のヒーローより遥かに役に立つ存在であるという考えでいると予想。

 タツマキはかなり、他のヒーローに対して毒舌な部分がありますが、キングに対しては結構好印象な見方がされていると思います。

 またvsサイタマを経て、サイタマの口答えを許すなど、そういう点が見受けられました。

 このことから強者で且つ、ヒーローとしての素質が高い者には好印象なやりとりを感じる。

 つまりタツマキ目線キングは自分と同等クラス以上で見ている可能性が高い。

 タツマキがキングに対して“雑に扱わない”のは、かなり強い評価材料に見えます。

 タツマキは相手の格差に敏感なタイプに見えます。

 そこで好印象が出ているなら、なおさら周りは「キングはタツマキ級」と思ってしまいそうです。

強さ比較

 ヒーロー3人含めた他のS級の意見も他にありますが、大体が好印象且つ、最強というイメージ。

 このことからヒーロー側目線は、

・単純な実力はブラスト並
・ヒーロー協会の最終兵器とも呼べる存在

 と、捉えられます。

 ここまで行くと「強い」の範囲を越えて、完全に“切り札”扱いですよね。

 キングが動けば終わる、出てきたら勝つ、という前提で語られているように見えます。

 まぁ、実際は一般人以下の実力であります。

 しかし、意識しなくてもヒーローよりも活躍できるセンスはあります。

 ただ、キング本人の立場を考えると、笑えるけど笑えないラインです。

怪人目線

 キングに対峙したら死ぬ。

 キングエンジンが聞こえたら終わり。

 など、キングと対峙したら終了的に思う怪人が多い印象です。

 ただし、一部の災害レベル鬼、竜クラスは自分の力を試したいなどの理由で、キングと戦うことを望むことが多い印象。

 つまり「怖いから逃げる」だけじゃなく、「怖いが、今の自分を試したいからこそ挑みたい」と感じる層がいる印象です。

 それは、怪人側の評価の異常さでもあります。

 相手に恐怖を与えるだけで、格が一段上に見える。

 その中でもいくつかピックアップして、キングの印象を考察。怪人について怪人協会最強ランキングも作成しております

ホームレス帝目線

 自分の弱点をいきなりついてきた超人。

 ホームレス帝の弱点は肉体は普通の人間であるということ。

 それをキングに悟られたと思い、戦闘能力だけでなく、察知能力の高さを感じたと思われます。

 ここは、キングが何かをしたというより、キングの“存在感”が相手の思考を追い詰めている感じが強いです。

 相手が勝手に「見抜かれた」と思うことで、キングの格がさらに上がってしまう

黄金精子(兼プラチナム精子)

 キングと対峙した際、全開時のタツマキより警戒するべき相手と、全員(全員災害レベル:竜)でかかるべきと発言するような描写が見られます。

 災害レベル竜クラスならビビるどころか闘争心を煽らせてくる最高の相手。

 それをタイマンで戦わず、全員で戦おうとしているあたり、キングの強さを評価していると見える。

 ここは怪人側の“危険度査定”が最高潮に盛られている部分だと思います。

 闘争心が出るような相手なのに、なお「全員で」となる。

 つまり単純な強さだけじゃなく、何をしてくるか分からない底知れなさまで含めて評価しているように見えます。

強さ比較

 他にも並の怪人やG4といった鬼クラスの怪人もいますが、ピックアップして強者を選びました。

 怪人目線、底知れぬ敵、強さの異常性が見えてこない、力だけでなく知能や察知能力も高め。

 この点を踏まえると

タツマキ以上にやばい相手
・自身の力を確認できる強者
・災害レベル竜でも相手にならない

 など、まさにサイタマが言われそうなことをキングが代わりに受け持ったという印象ですね。

 この“役割のすり替わり”がキングというキャラの面白さでもあります。

 同時に周囲の認識がどれだけ現実離れしているかの証拠にもなっています。


まとめ

 今回は、みんなから見えるキングの強さを評価してみました。

 ただ、今回評価した強さは実際の強さではなく、周りから見たキングの強さということです。

 本来この評価はサイタマが受ける者ですが、その負担をキングが全部受け持っているという印象ですね笑。

 今後も強さがバレず、こんな感じで強キャラをアピールできたら面白いと感じます。

 キングは「最強の男」という理想が先に立ち、その理想に周りが勝手に証拠を足していく構造ができているように見えます。

 しかもその評価がヒーロー側だけでなく怪人側にまで浸透しているのが異常でもあります。

 キングエンジンや必殺技のイメージまで含めて、もはや“伝説”として完成している印象です。

 今回の考察は原作の描写を踏まえた上での私見になります。

 実際の流れや細かい演出が気になる方は、公式配信サービスで原作を確認してみてください。

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