【神血の救世主】172話についての独自考察含め振り返る

漫画

※本記事では、『神血の救世主』172話の物語展開・戦闘描写(動き・場面の流れ・会話の一部)に触れます。

 神血の救世主172話を、独自視点の考察を挟みつつ振り返ります。

 この記事では「172話で何が起きたのか」「ヴァンキッシュとディアマンテの関係と戦いが何を意味しそうか」を、作中の流れに沿って整理します。

 個人的には、ここからさらに上位同士の熱い戦いに発展していく雰囲気が強い回だと感じました。

 また、裏主人公とも言えるヴァンキッシュがかなり不利に見える状況で、どこまで抗うのかも見どころです。

前話についてー171話

 171話は、主人公:透晴と常盛の「仲間としての魂の強さ」がさらに固まった回だったと思います。

 第3試練を突破し、透晴は第4試練へ向かう。

 また一方、常盛は傍聴席に戻った後、運営者:運命(モイラ)の支持を得て、最終となる第4試練へ……という流れでした。

 そして最後は、試練場に先着していたヴァンキッシュと、試練のボスとして現れたディアマンテが対峙して幕引き。

 私はここで、ついに最強決戦か!?と考えましたね。前話について


本編ー172話

ディアマンテの心境

 172話では、ヴァンキッシュとディアマンテがかなり昔から関係を持っていたことを示す回想が入りつつ、対峙シーンへ移ります。

 ディアマンテは、ヴァンキッシュが「なぜ番人になったのか」を問う流れの中で、強者との戦いを渇望する気持ちや、寂しさ怖さのような感情を語ります。

 そして、それをヴァンキッシュに問い突きつけるように攻撃へ入る。

 ここ、個人的にかなり人間味を感じました。

 たとえばギャンブルで脳が刺激され、「その刺激がないと落ち着かない」みたいな状態ってあるじゃないですか。

 あれを戦闘に置き換えると、今のディアマンテはまさにそれに近い…そんなふうにも見えました。

 もちろん断定はできませんが、“戦いたい”が感情の穴埋めになっているようにも感じられます。

戦闘開始 ディアマンテvsヴァンキッシュ

 戦いはかなり早い段階で火力が跳ね上がります。

 ヴァンキッシュは次元断裂者で仕掛けますが、ディアマンテはそれを止めて反撃します。

 流れとしてはヴァンキッシュが押される場面が目立ちます。

 さらにディアマンテは「弱い、弱い」と言いながら猛攻。

 正直、自分はこの戦いに入る前まで「次元断裂者って回避か無効化くらいしか対処がないんじゃないか」と思っていました。

 しかし、作中ではそれを凍らせて止めるように見える描写が入ります。

 しかも、これまで透晴たちが苦戦してきた強敵相手にも大きく苦戦を見せていなかったヴァンキッシュに、ここまで攻め込める。

 ここは「格が違う」と感じさせる説得力がありましたね。

虹色の能力が凍結したイメージ画像

第4試練の詳細

 同じ頃、透晴はヴァンキッシュとディアマンテの戦闘が行われている近く、金の心臓の中にいて観戦していました。

 そこには運営者:創造(アルケイア)がいて、透晴と対談する流れになります。

 透晴が試練までたどり着けたこと、そして「仲間たちのおかげで怪物にならずに済んだ」的なニュアンスの発言がありましたが、ここは少し引っかかる言い回しでした。

 透晴の内面や力の危うさを、創造側は前提として見ているのかもしれません。

 一方で外では、ヴァンキッシュとディアマンテの“ドリームマッチ”が進行。

 ディアマンテが運営者からの要求について触れる場面がありますが、2人とも「どうでもいい」寄りの反応で、結局は「死ぬまで戦う」方向へ気持ちが向いていく。

 試練の内容より、目の前の死闘を優先する2人。

 ここは敵味方というより、古い戦友みたいな空気もありましたね。

金色のメカニックな心臓のイメージ画像

ヴァンキッシュ力解放

 そして話の終盤、ヴァンキッシュが力を解放します。

 ヴァンキッシュは運営者に場所をバレないよう、力を抑えていたようでした。

 しかしそれを解放し、現状で出せる7割の力でディアマンテとぶつかる。

 余波だけでゴエティアが吹き飛ぶほど、と表現される戦いです。

 それを見たアルケイアが「100億宇宙の中で最強」的な趣旨の発言をし、話はそこで終わります。

 ここは驚きが2つありました。

 1つは、透晴がここまで成長しているのに、まだヴァンキッシュの力を7割までしか戻せていないという事実。

 もう1つは、ゴエティアが“一瞬で吹き飛ぶ”扱いになるほどの差を、文章で一気に見せてきた点です。

 インフレというより、最上位の世界の見せ方がさらに一段上がった印象でした。次話についてー173話

虹色の圧と水色の圧が衝突したイメージ画像

考察

ヴァンキッシュとディアマンテの力

 ヴァンキッシュが7割しか出せないとはいえ、それでも異次元の強さのはずです。

 なのに、それを容易に超えてくるように見えるディアマンテの強さには驚かされます。

 また、単純に考えると「7割しか出せないならヴァンキッシュ勝てなくない?」とも思ってしまいます。

 過去に“全盛期ヴァンキッシュでディアマンテと互角”という話がある以上、今の条件で勝ち筋があるのか?は気になるところです。

 ただし、ここはまだ断定できません。

 ヴァンキッシュ側に「7割でも成立する勝ち方」があるのか、あるいは透晴側の介入試練の仕組みが影響するのか。

 172話は、そこを“見せる直前”で止めた回にも見えます。

透晴の存在

 運営者:悲劇も、透晴の力を恐ろしいと評していた流れがありました。そこに加えて、創造(アルケイア)の発言も引っかかる。

 この2点を合わせると、透晴は今後「力が強くなりすぎて制御が難しくなる瞬間」が来る可能性がある、と考えられます。

 もちろん確定ではありませんが、少なくとも運営者側は透晴を“安定した存在”として見ていない雰囲気がありますね。


まとめーヴァンキッシュvsディアマンテ

 172話は、ヴァンキッシュとディアマンテの戦いが本格的に動き出し、「最上位の世界」の空気を一気に見せてきた回でした。

 現状の流れだけ見るとヴァンキッシュはかなり分が悪そうで、このままだと押し切られる可能性もありそうです。

 だからこそ、ここからどう巻き返すのか、あるいは試練としてどう落とし込まれるのかが気になります。

 次回以降、決着の方向性が見えてくるのを待ちたいところですね。

※コメントの際は日本語でお願いいたします。


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