※本記事では、神血の救世主182話の描写や展開の一部に触れます。
神血の救世主182話『三界鳴動』は、戦闘描写こそ少ないものの、新たな敵と新たな章の始まりとしてかなり重要な回だと感じました。
この記事では、181話『黄金の王』で整理された世界の変化を踏まえつつ、182話で起きた出来事を流れに沿って振り返ります。
特に今回は、有明透晴(別世界線)との対面がメインで、ここから物語が大きく動き出す気配があります。
後半では、登場した“3人の透晴”や目的について、私見として整理しながら考察していきます!
前話-181話『黄金の王』
人間界に起こった現象について話し合う透晴一行。
・天空時計の破壊
・執行者の出現
・3国の異界大陸の出現
と、世界で大規模な変化が現れたことを整理してます。
また出現した3国は、復活できないはずのイルラックがいたことから、3国は別世界線の3国である可能性が高いと推理。
そして、3国の内、黄金の国では、兜を外した黄金の王 有明透晴が登場する。
私はこのシーンで、赤銅と白銀の王もそれぞれ透晴が王になっているのではと推測してました。
また、現状世界に何が起こっているかを考える重要な回でもありましたね。前話の考察についてはこちら👈181話
透晴が何人もいて分かりにくいので、次から以下の表現で進めます。
・ヴァンキッシュの現し身透晴=虹透晴
・黄金の王の透晴=金透晴
・白銀の王の透晴=銀透晴
・赤銅の王の透晴=銅透晴
本編-182話『三界鳴動』
白銀、赤銅の王たち
黄金の国同様に、白銀、赤銅の王は共に透晴でした。
そんな2人の透晴の前に現れたのは運営者:悪意(マリス)。
マリスは2人に“願い”の最終確認をしたら、何かを開始すると発言。
個人的に銀透晴は結構見た目カッコよかったです!銅透晴は性格が荒くなっているように感じます。
ここは登場の仕方がもう“新章の空気”で、同じ透晴でも雰囲気が違うのが印象的でした。
黄金の王と対峙
日本に一部侵食した黄金の国に足を踏み入れた透晴一行。
その時、虹透晴に妙な感覚が生じます。
それは“この異界はどの時点から分岐したもの?“という感覚。
その直後、大勢の騎士と共に虹透晴の前に現れ、虹透晴の名前を呼び、兜を取る金透晴。
周りの眷属たちは驚いていましたが、そこで敷島は質問をかまします。
「どこで分かれた世界線の透晴か」と。
金透晴は答えます。
しかし、それを答える前に察知する虹透晴。
分岐点は、3王が初めて透晴の前に現れたあの時。。と。
この話から、これサフィーナを選んだ透晴の世界線なんですねと感じます。。
そして、ヴァンキッシュを諦め、3王の手を取った世界と、、
ここは“分岐点の提示”がはっきりしている分、読んでいてゾワっとしました。
選択の結果が、別の透晴として目の前に立つのは重いです。

それぞれの透晴の思い
金透晴は話を続けます。
他2つの大陸にいる王も、それぞれ手を取った透晴であると。
ここからは「同じ透晴」なのに、選んだ道と積み重ねが違うことで、考え方や言葉が変わっているのが分かる流れになっていました。
白銀の王透晴の心境
銀透晴は、なぜ他の王の手を取ったか言います。
虹透晴と違って未来を知る手段を知らなかったと。。
確かに知る手段がなければ、不安でしかないですからね、、特に当時の3王は脅威そのものと見えましたし、、、
ここは“未来を知れるかどうか”が決定的に大きいと感じます。
知れないなら、選択は怖いし、より強い側に傾くのも理解できてしまうところがあります。
赤銅の王透晴の心境
銅透晴は、なぜ他の王の手を取ったか言います。
X加入がない世界線のため、大我に敗北していた世界線だった。
つまり、ヴァンキッシュの強さを信じきれなかったと。。。
負けた世界線なら、自身をヴァンキッシュより格上と名乗る3王の発言は信頼強いかもですね、、、
ここは、勝ってきた虹透晴のルートと違って、「負けがある」ことで判断基準そのものが変わっている印象です。
黄金の王透晴の心境
金透晴は、虹透晴が全ての災害を退けたことを驚きました。
それと同時に、自分の選んだ道はその時の最善の選択だったと述べます。
その後、世界を失い、異界へ移動したとのこと。
悲しいですね、、虹透晴の世界で生きる人たち全員を失うというのは、、、
ここは「最善だった」と言い切ることで、逆に引き返せなくなっているようにも見えて、読んでいて苦しくなりました。
3王透晴たちの目的
敷島は金透晴に問いかけます。
この世界へ来たのは前の生活を取り戻すためかと。
しかし、金透晴は否定し、目的を話します。
マリスに願ったことを達する、
「正義と救済」「失ったものを奪還」「運営者たちへの復讐」
その発言のあと、共鳴するかのように3人の透晴は巨大なオーラを放ちます。
そして言います。世界のために虹透晴だけ死んでくれと。
ここで始まります。
『新章(本章):“救世主戦争編“三界鳴動』
スタートと同時に虹透晴は日の下を歩む者を解除します。ここで話は終わり。
ラストの締め方が強烈で、“話し合い”っぽい流れから一気に戦争の空気になるのが怖いですね。

考察-182話『三界鳴動』
※ここからは、作中描写をもとにした私見(独自視点)です。
3人の透晴について
ここで明確に登場した3人の透晴について考察していきます。
同じ名前・同じ顔でも、言葉や雰囲気が違っていて、そこが新章の一番の不気味さでもあります。
黄金の王 有明透晴
3人の透晴の中では、一番虹透晴に近い印象ですね。
どこか優しさを保ちつつ話す様子。
でも世界のために虹透晴に死んでくれと、虹透晴には言わないような発言を言っていることから、異界によって人権云々が曖昧になっている?と感じましたね。
ここは優しさが残っているからこそ、逆に怖いというか、“正しいと思って言っている”感じがします。
白銀の王 有明透晴
この透晴、予想以上にカッコよかったです!
出るとは前話から予想してましたが、まさかここまでカッコよく描かれていたのは意外でした。
ルインのようなちょっと冷酷さを醸し出しつつ、少し透晴の外見を保っていますが、かなりかっこいいですね。
でもこの透晴も金透晴と同様、虹透晴を排除するような動きを感じます。
見た目が良いぶん、言っていることの冷たさが際立つという感覚でした。
赤銅の王 有明透晴
この透晴は結構乱暴そうな発言をする描写がありましたね。
発言や態度からディアマンテ感を出している感じですね(外見もディアマンテの色違い版要素を感じましたね)。
3人の透晴の中では一番虹透晴とかけ離れているように感じます。
ここは“別世界線”が一番分かりやすく出ている気がします。
言葉が荒いだけでなく、価値観そのものが違うように見えるんですよね。
3王の透晴たちの目的について
狙いが透晴だけという点。
他の人や眷属にヘイトが向かず、そして3王同士敵対していないことから、やっぱり3人が警戒しているのは希少種:救世主の存在なんですかね?
救世主戦争という章からも、救世主を巡った戦いというよりは、救世主という存在をどうやっても抹消したいとも感じます。
ここは“世界のため”という言い方と、“虹透晴だけ死んで”という結論が繋がっているのが怖いです。
透晴個人というより、透晴が持つ何かを危険視している可能性がありそうです。
今後起こりえそうな展開
今回の話もそうですが、神血の救世主は敵対していた者がどんどん味方化している状況が多く感じます。
序盤のボス位置的大我。星6のボスであるラムダ。攻略者たち。執行者Qや青眼社の一部社員。運営者(1時的な味方)など。
つまり、一時的な戦闘にはなり得るが、味方としてvsマリスに向けた3人のいずれか、もしくは全員味方になるのではと考えます。
もちろん確定ではないですが、これまでの流れを踏まえると「敵が永遠に敵のままではない」作品だと思ってます。
なので、今回の透晴同士の対立も、どこかで形が変わる可能性はあると感じます。
まとめ
今後の展開としては、有明透晴vs有明透晴という異例な自分同士の戦いという点が起こりそうですね。
また、敵対してしまった事実は悲しいです。
それによって3vs1となりそうですが、他の眷属なども協力してくれるとふんでます!
3人ともとてつもないオーラを放っていましたので、強さも気になるところですので今後の展開に期待です!
182話は「世界の異変の整理」から一気に「救世主戦争編」へ突入する、まさに新章の始まりでした。
白銀・赤銅・黄金の王が全員透晴であること、分岐点が明言されたこと、そして目的が“正義と救済”“奪還”“復讐”として揃っていたこと。
これらが重なった結果、虹透晴だけを排除する流れに繋がっていくのが恐ろしいです。
ただ、神血の救世主は味方化や関係性の変化も多い作品なので、ここから先も単純な「倒して終わり」ではない展開が待っていそうですね。


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