※本記事では、『神血の救世主』179話「壊れた世界」の戦闘描写や展開の一部に触れます。
今回の記事では『神血の救世主』179話「壊れた世界」で描かれた、復活した有明大我と共に眷属と合流し、元の世界へ移動するまでの流れを整理しつつ、私見も交えて振り返ります。
また、合流先で判明する運営者たちの立ち位置、そして元の世界で起きている現状(市街の被害や敵の侵攻)についても、作中の流れに沿ってまとめます。
個人的には、戦闘そのものよりも「場面が切り替わったことで見えた盤面のヤバさ」が強調された回だと感じました。
さらに、179話は“これから何が起きるか”を整理する意味でも重要な話数なので、状況を噛み砕いて語っていきます。
前話についてー178話『vs “創造”』
ヴァンキッシュvs創造(アルケイア)
178話では、ヴァンキッシュが透晴を逃した後、倒すというより時間稼ぎのためにアルケイアと対峙する流れでした。
ここがまず大きいですね。
ヴァンキッシュの動きは「勝ちに行く」よりも、「透晴を生かす」「透晴を逃がす」方向に寄っているように見えました。
そこで使ったのが、自身のスキル呪血繚乱。
この呪血繚乱でアルケイアに興味を持たせ、透晴から注意を引く。
結果として、アルケイアがヴァンキッシュだけを狙う展開に持ち込まれました。
この流れは本当に上手いというか、ヴァンキッシュの戦い方の“本質”が出てますよね。
力押しではなく、盤面そのものを動かして「狙いを変えさせる」。
しかもそれを運営者相手にやってる時点で、やっぱり格が違うな…と感じます。
再登場した2キャラ
そして178話で一気に話が広がったのが、再登場した2キャラです。
ヴァンキッシュvsアルケイアの場面で、殺されかけたヴァンキッシュの前に現れた存在。
これが運営者:均衡(ノミア)だと描写から考察できます(ここは全身が出ていないので、確定ではない前提で語ります)。
もう一つが透晴側。
アルケイアの拒絶が接近し、透晴が致命傷を受ける状況で、素を見せ能力を使用した有明大我が登場しました。
この2人の登場で、「この章って運営者との戦いが本格的になるんだな」という雰囲気が一気に出たと思います。
178話は本格的な衝突の“序章”に見えて、実は「味方が増える回」でもあったのが面白いです。前話の考察についてはこちら👈178話
本編-179話『壊れた世界』
大我と共に眷属の元へ合流
179話は、透晴が有明大我に助けられた直後から動きます。
大我はスキル「黒き死の勝利(イル・トリオンフォ・デラ・モルテ)」によって、アルケイアのスキル効果時間を加速させ、効果時間を0にして透晴を助けました。
透晴は当然、感動するようなリアクションになって「うわ…熱い…」ってなるポイントでしたね。
ただし、その空気をぶった切るように、大我は急いで眷属の元へ合流するように扉へ誘導します。
いやーこのシーン、好きです。本来なら再会を噛み締めたいところなのに、状況が状況だから「今やること」が優先される。
感情があるからこそ、その感情を押し込めて動く感じがリアルで、余計に刺さりました…。
眷属たちの運命は、、、
扉の向こうで判明したのは、眷属たちが完全に詰んでいなかったこと。
そこには
- 憤怒(フューリアス)
- 悲劇(トラゴーティア)
- 運命(モイラ)
- 秩序(ディシプリン)
が壁を張り、3者の拒絶から眷属たちを守っていたという展開でした。
この瞬間、正直めちゃくちゃ安心しました。
「間に合った…」って気持ちと同時に、運営者がここまで明確に“守り側”に立つのが熱すぎます。
ただ、ここで憤怒が一言。助けてくれたのは事実でも、憤怒は「その場の情だけで許すな」と発言。
透晴もその発言に同意しますが、同時に「借りもできた」と律儀な発言をします。
透晴ってこういうところ本当に筋が通ってるんですよね。
感情だけで流されない。でも助けを“無かったこと”にもできない。
その後、透晴がヴァンキッシュの状況を確認すると、ディシプリンが抜け、ヴァンキッシュの元へ向かう。
いやー熱い展開ですね。
まさか運営者4人が味方側であったという事実が、素直に熱い。ここはテンション上がりました。

運営者3人の衝突
目線は変わり、現在の戦況へ。
ここで語られるのが、運営者:好奇心(エルピス)vs 運営者:逆数(イナヴァース)&混沌(ケイオス)の状況です。
エルピスは負傷しているが、2人よりも強いらしい。
この“らしい”という情報がまた怖いですよね。負傷してなお2人を上回るって、どれだけ差があるのか…。
状況確認後、透晴たちは自身の世界へと向かいます。その前に守ってくれた3人の運営者へお礼を言い、その場を後にする流れ。
また戻る前に、フューリアスは兵藤にスキル追加をしたと発言します。これ、今後の活躍が楽しみすぎますね。
「追加されたスキルが何で、どう刺さるのか」って、読者側も期待しやすい仕込みだと思います。
そして地味に大きいのが、運営者同士で力の差ってあるんですねという点。
エルピスがまさか“強い側”なのも意外でした。

元の世界の現状
透晴たちが戻った元の世界は、もう見た目からしてヤバいです。

天空時計が割れ、あちこち燃える市街、敵の侵攻が開始されていました。
敷島が敵の確認をしたのち、敵の対処のため眷属たちが対応へ向かう。
敵は執行者で、呪いを持たない黄金プレイヤー紀ノ川が対応していましたが、手も足も出ない状況。
しかしそこへ、成瀬、サーヤが猛攻に入る。さらに、兵藤、常盛も他の執行者の元へ対応に回るところで話は終わります。
ここ、正直「いきなりvs悪意(マリス)か?」って思ったので、執行者が来たのは意外でした。
執行者たちは多くいましたが、さすがにゴエティアより強そうな人はいない感じに思えます。
ただし“数”がいる時点で油断できないのが嫌なところですね。次話の考察についてはこちら👈180話

考察
3人の運営者同士の戦況について
179話で一番ハッキリしたのは、運営者は同率の強さではなく、個体ごとに力に差があるという点です。
つまり、今後の脅威を考えると「運営者の中の最強格」が誰か、がかなり重要になってきます。
ここで考えられる最強格は2名。
運営者:好奇心(エルピス)
負傷していながらも、2人の運営者を押せるほどの実力。
この描写だけで、「エルピスって思ってたより上だな…」ってなります。
176話で真っ先に2人がエルピスを狙ったのも、強大な力を有していたからだと考察できますね。
単に“邪魔だから”ではなく、“強いから潰す”という線が濃いです。
運営者:悪意(マリス)
この話で明らかになったのは、透晴側の運営者は6人。
数だけで言えば間違いなく透晴が有利です。
でも、ここで私が一番考えている“やばいパターン”があります。
それが、洗脳による運営者たちの操作。
さらに可能性としては、マリスの実力がエルピスを容易で上回る。
もしくはその2つ全て。
これがもし可能で、どれか一つでも成立するなら、透晴には勝ち目ないのでは…と感じます。
ここは不安が強いですね。現時点でマリスの底が見えていないのが一番怖い。
今の世界の現状
今暴れている執行者たち。
実力は成瀬やサーヤで対処できるあたり、ゴエティアクラスでは無さそうです。
さらに、常盛や兵藤は今ならゴエティアクラスが前でも全然対処できそうなので、襲撃した執行者たちは可哀想ですね笑。(もちろん油断はできないですが、現状の戦力差はそう見えます。)
あと、透晴と同行した大我が、今後どう動くのか。
この“戦況が壊れた世界”でどんな役割になるのかも期待です。
まとめ
今回はヴァンキッシュから言われていた
1.眷属と合流
2.元の世界へ帰還
の2つを達したところですね。
ただ、世界の状況はまだなんとかなりそうに見える一方で、マリスの強さが露見していないため、脅威はまだ残っていそうです。
盤面だけ整えて「はい終わり」になる感じは全くしないので、今後の展開には目が離せませんね。
※コメントの際は日本語でお願いいたします。


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