※本記事では、各作品の戦闘描写(動き・技名・場面の流れ)に触れます。
はじめに
「アニメ トリッキームーブ」のいい要素は真正面から殴り合う強さもいいけど壁・床・柱・空間を使って“相手の視界と判断”をズラす戦いってそのキャラの俊敏さ、強さを同時に知れる為かっこよく見えると思うんですよね。
そこで私的な独自考察として、トリッキームーブのかっこよさを「強さや俊敏さだけ」じゃなくて“相手の選択肢を消す技術”としても見ます。
速いだけでも、テクいだけでもない。「次の一手を読ませない」動きが出た瞬間に、画面の温度が一段上がる。
今回はそのタイプの名シーンを、作品別にピックアップして解説します。
トリッキームーブが映える3つの型(私的分類)
1. 視点を奪う型(見失わせる・背後を取る)
相手の目と脳を忙しくさせて、ガードや反撃の判断を遅らせるタイプ。速さだけじゃなく、動線が読めないのがポイントです。
2. 足場を増やす型(壁・柱・空間を“道”にする)
床だけで戦うと、どうしても読み合いが単純になります。
でも足場が増えると、角度が増える。角度が増えると、選択肢が爆発する。アニメ映えするのはこれ。
3. 反射・誘導型(攻撃すら軌道変更してくる)
動きで翻弄するだけじゃなく、攻撃を“曲げる”。相手は避けたつもりでも、逃げ先に次が来る。これが決まると、見てる側も声出る。
1.HUNTER×HUNTERにて
キルアvsフィンクス
キルアが幻影旅団を尾行中に尾行がばれ、キルアの背後にフィンクスがいたというところからです。
このシーンについて
キルアは対面した直後、壁や床、天井を利用した高速移動を用いてフィンクスを翻弄させようとします。
このシーンの良さは、オーラを身につけたばかりのキルアが、あそこまで高速な動きを見せる点です。
しかし、それを容易に止めるフィンクスが異常に強い。
トリッキームーブって、通じる相手には刺さるのに、格上には力で潰されることもある。
その残酷さまで含めて“かっこいい”が成立している場面だと思います。

ネテロvsメルエム
ネテロが念能力:百式観音でメルエムを圧倒する。
メルエムがそれ対策で様々な柱、床、天井の移動を利用してネテロへ攻撃を仕掛け、死角を見出すというシーンです。
このシーンについて
メルエムの超強力な速度とパワーによる高速移動のかっこよさがまずあります。さらに、それをほぼ阻止するネテロの強さがにじみ出ていて、ハンターハンター屈指の名勝負に感じます。
追い詰められても腕や足をもぎ取るような粘りまで見せるので、ただのスピード勝負じゃなく、意地と執念の戦いになっているのも熱いポイントです。HUNTER×HUNTER公式サイト
2.呪術廻戦にて
五条悟(学生)vs伏黒甚爾
天元の星漿体を狙う中で、邪魔な五条と対峙する際に甚爾が見せた高速な動きです。
五条の「蒼」を避けたのち、天与呪縛のフィジカルギフテッドによる木を利用した高速移動は五条を翻弄させていました。
このシーンについて
このシーンからは、伏黒甚爾の強さを見せるきっかけになっていて、その強さが憧れともいえるかっこよさがあります。
しかも相手は五条悟。1期で「最強格の五条」を知っているからこそ、学生時代とはいえ五条を翻弄するのは本当にすごいと感じましたね!!

虎杖悠仁vs真人
真人が黒閃を喰らったことで開花し、魂の本質を掴んだあと「遍殺即霊体」という肉体超強化状態になって虎杖を苦戦させます。
その後、虎杖が黒閃を狙うのを警戒して、退避しつつ破壊した地面や壁を使って高速移動する場面が印象的です。
このシーンについて
この時点の虎杖は、まだ上位の特級呪霊と互角にやり合い続けるのは厳しいと思っていました。
そこで、あの俊敏なトリッキームーブを相手にして、拳を通しにいく虎杖の凄さに驚きましたね。
真人の動きもすごいんですが、同時に「それでも追いかけて当てる側」の強さが際立つ。
トリッキーな動きって、追う側の格も引き上げる本当に描き方がうまいと感じましたね。呪術廻戦アニメ公式サイト
3.ワンパンマン
サイタマvsソニック
サイタマがソニックの技を二度もしのいだことでソニックに火が付き、木などを利用した音速移動で翻弄するシーンです。
このシーンについて
このシーンからソニックの脅威さがよく分かりますし、それを殆ど見ずに速度へ反応するサイタマの強さの再確認にもなります。
ソニック側本気でも、サイタマが余裕なせいで差が際立つ。だからこそ「速さの演出」が映えて、記憶に残りますね。
ガロウvsフラッシュvs白金精子
この戦いは、壁や天井というより「空中で幾何学模様を描く」ような超高速の三つ巴が見どころです(アニメ未映像化※2026/01/13時点)。フラッシュの強さ考察
このシーンについて
視点が追いつかないレベルの動きで、トリッキームーブというより“異次元の速度戦”になっているのが特徴です。
ガロウがそこまでのバトルについていけるまで成長したこと、フラッシュが主力武器なしでも食らいつくこと、そして白金精子の強さが異常なこと。
この3つの情報から光速バトルを通して3キャラの強さの再確認ができたと感じましたね。
ここまで来ると、災害レベル:竜という枠では表しづらい、と感じさせる迫力があります。ワンパンマンアニメ公式サイト

4.ワールドトリガー
空閑遊真のグラスホッパー利用戦
vs村上鋼では、グラスホッパーを四方八方に仕掛けた高速移動で翻弄。
vs帯島ユカリでは、グラスホッパーを四方八方に仕掛ける。
そして、武器を飛ばして反射させ、体中に傷をつける頭脳プレイを見せます。
このシーンについて
vs村上鋼では、空閑の翻弄を村上が読んで反撃してくるのが良い緊張感になっています。
さらにvs帯島では、武器を飛ばして四方八方に反射という、他の人が思いつきにくいトリッキームーブが刺さる。
ワールドトリガーは“動きのかっこよさ”と“戦闘中の頭脳戦”が両立していて、この翻弄プレイもその代表だと思います。
また、単純に強いだけでは上位には行けず、チームプレイ、頭脳、戦闘力がかみ合って強さが成立するという大事なことを教えてくれるのも魅力です。ワールドトリガーアニメ公式サイト


木虎vsラビットの心理攻防戦も中々見どころあると思います。初見時は鳥肌出ましたね。
まとめ
他の作品にも色々ありますが、こういう高速移動や攪乱が成立する。
それは、元々の戦闘センスか、筋力や身体能力に裏付けされた移動の強さのどちらかが必ず必要だと感じました。
そして、私個人としては、トリッキームーブが一番かっこいい瞬間は「速さ」だけじゃなく、相手の視界と判断をズラして“反撃の選択肢を消した”時だと思っています。
その時に、決まった気持ちよさ、やっぱり格別です!
※コメントの際は日本語でお願いいたします。


コメント