※本記事では、神血の救世主180話『再会』の戦闘描写や展開の一部に触れます。
今回の記事では、神血の救世主180話『再会』で描かれた「執行者襲撃への反撃」を、私見も交えつつ振り返ります。
具体的には、各地で戦うメンバー(成瀬&サーヤ、常盛銀河、兵藤虎徹、敷島&透晴&大我)がどう立ち回ったのかを整理しております。
さらに終盤に出てくる「まさかのキャラ」の登場が何を意味するのか、考察も入れていきます。
いきなりvs悪意(マリス)との決戦か!?と思いきや、ここでは“序盤の執行者との対決?”という温度感の回でもありますね。
前話について-179話『壊れた世界』
眷属たちと合流した透晴
大我誘導の元、運営者たちによって守られていた眷属たちと合流を果たします。
しかも、その場では3人の運営者との衝突が起きていて、戦況の規模が一気にデカくなったのが印象的でした。
さらにエルピスの強大さを知ったことで、「運営者って同格じゃないのか?」という疑問が強くなった人も多いはずです。
ここで明確になったのが、運営者には強さに個体差があるという点ですね。
この差があるからこそ、今後の展開も「数が多い=勝てる」と単純に言い切れない雰囲気が出てきたと思います。
世界へ帰還後
天空時計が壊れ、世界があちこちで燃えていました。
状況説明だけでも不穏で、普通なら「もう手遅れでは…」って思いそうな空気なんですが、ここで終わらないのが神血の救世主の勢いでもありますね。
また、あらゆる場所で世界が執行者により襲撃されていました。
それを透晴含めた眷属たちが立ち向かう、というところで179話は終わってます。
そして180話では、それに“立ち向かう”が具体的に描かれていく流れになります。前話の考察についてはこちら👈179話
本編-180話『再会』
成瀬&サーヤ側にて
紀ノ川の元へ助太刀に入った成瀬とサーヤ。
ここで成瀬がやったことがかなり分かりやすくて、武器を紀ノ川に渡し、執行者への対抗手段としてのためです。
まず「戦うための手段」を速攻で整えるのが成瀬らしいというか、判断が早くて安心できます。
そして早速、紀ノ川は執行者を瞬殺しましたね。
これ、読んでいてかなりホッとしました。
179話の時点だと「執行者が強いのか?こっちが不利なのか?」って空気があったのに、ここで一気に“対処できる”側に空気が戻るんですよね。
また、成瀬は他のメンバーにも渡すため移動開始。
戦況が広いからこそ、武器を配れる人が動き回る価値が大きい。
サーヤは襲撃してきた執行者への追及を行います。
ここも良い役割分担で、成瀬は支援と拡散、サーヤは情報の掘り起こし。
単に倒して終わりじゃなく、「どれだけ情報を引き出せるか」を重視してるのが戦いとして地に足がついてます。
常盛銀河vs執行者
常盛が現場に駆けつけると、怯えた親子の前に無数に分裂?分身体?の執行者がいました。
この「無数にいる」ってだけで普通は嫌な予感しかしないんですが、常盛が落ち着いているのがまた良い。
焦っている味方を見るのが一番不安になるので…。
しかし、常盛は冷静に安心してと言い、スキル“光雨(こうう)“で圧倒します。
いやこの強さめっちゃ安心。
ここ、私の感覚だと“説得力のある安心”なんですよね。
前にあったvs攻略者の時は強さに不安がありましたが、今回は攻略裁判後の成長を知っているので全然負けるイメージないですね!
「無数にいる執行者」を“処理できる側”に回っている時点で、常盛の立ち位置がもう別格になってきているのを感じます。
守るべき民間人が目の前にいる状況で、安定して勝ち切る描写はシンプルに頼もしすぎます。

兵藤虎徹vs執行者
力士のような執行者に力比べをする兵藤だが、圧倒的な力で押します。
そして兵藤は執行者に対し、この世界にあるコンビニの良さを話し、破壊されるとムカつくと言い放つ。
この言葉がまた兵藤で、戦ってるのに日常感について語るというか、「守る理由」が兵藤の言葉でそのまま出てくるのが良いんですよね。
世界を救うとか、使命とか、そういう大義じゃなくても、「ムカつくから守る」っていう温度が逆にリアルで熱いです。
その後相手は巨大化し、張り手を仕掛けるが、兵藤はスキル”万神殿(パンテオン)“の巨人エピアルテスで、圧倒します。
兵藤も強いですからね〜安心します。
執行者相手に新スキル見せるか?って思いましたけど、弱すぎて出すことなさそうでしたね。
ここは“余裕”に見えるのがポイントで、焦って勝つんじゃなく、勝てる手段で確実に押し切る感じが気持ちいいです。

敷島&透晴&大我の戦況
攻めてくるが、少しずつ減る執行者たち。
実力は青眼社より弱いと言いつつ、次々と倒していきます。
ここ、言葉としては軽く聞こえるけど、内容としてはかなり重要で、「青眼社」がどれだけ異常だったかが逆に浮き彫りになるんですよね。
そこへ、佐渡佳奈と姫野茉莉乃合流。
しかし大我は会う前にその場をさります。
佐渡佳奈の兄を殺した本人がいれば、混乱すると思いその場から離れました。
この判断、正しいのに切ない。
状況が戦場である以上、感情の爆発が致命的になる可能性があるから、混乱を避けるという選択はめちゃくちゃ“味方”の判断だと思います。
いや〜にしてもやっぱりゴエティア含めた青眼社異常だったんですね。
そりゃ当然と感じましたね笑(この笑いも、怖さを知ってるからこその笑いというか…)
あと大我の心境は正しいけど悲しいですね。
しょうがないけど戦況を大事にする大我の行動は味方意識の高さも感じます。
「戻ってきたのに堂々と合流できない」というのが、大我の抱えてるものをそのまま表してる気がします。
有明大我vs執行者?
歩いていた大我へ声をかける執行者。どこ所属かと質問してきます。
この質問は案内人と執行者はシステムの関係で同じ扱いになっていたと読み取れます。
ここは情報としてかなり気になりますね。
“同じ扱い”ってことは、見た目だけじゃなく仕組みの部分で繋がっている可能性がある、という含みがあるので。
笑みを浮かべた大我はその後、執行者へ有効打を放ちます。
その後他の執行者へたたみかけます。ここが良い。
変な迷いとか躊躇じゃなく、「やるべきことをやる」モードに入ってるのが伝わります。
自身が過去に殺した人を蘇生するために今回の戦いで貢献し、エルピスに殺した人達を復活してもらうというため、大我は動き出します。
ここは目的がハッキリしていて、だからこそ行動の強さにも納得がいきますね。
単なる贖罪じゃなく、ちゃんと味方として“やり切る目標”がある。
大我が笑みを浮かべた時、あれ?裏切りかと一瞬疑ってしまった自分が申し訳ないです。
兵藤が会うあのキャラ!?
兵藤が歩いた時、地球ではないまるで異界のような場所につき、その場で領地だから停止するようにとあるキャラに言われました。
この時点で「え、なんで?」ってなるんですが、さらにヤバいのがここから。
それを言ったのは過去に透晴たちが倒したはずの“魔獣殺し“のイルラックでした。ここで話は終わり。
え?どういうことって感じですね。状況が理解出来ませんでした。
過去に“海に還すもの“で確実に葬ったはずのキャラが何故かいるという事実に驚きです。
この終わり方、ズルい。
戦況が落ち着いてきたと思ったら、最後に「理解が追いつかない異物」を投げてきて、次が気になりすぎる形で締めてきましたね。

考察
執行者たちについて
世界の中で暴れてはいるが、青眼社より弱い印象ですね。
まぁゴエティア自身運営者になりたいと言ってたくらいなので、まぁ強すぎて当然って感じですね。
ここは敵の強さが“弱い”というより、「比較対象が狂ってる」って感じの印象もあります。
ただ、弱い印象でも世界の各地を燃やせる時点で被害は深刻なので、「相手が弱いから安心」とも言い切れない。
しかし描写としては、眷属側が明確に押し返し始めているので、反撃開始回としては納得の構図だと思います。
大我の戦力や態度について
態度について
過去に透晴たちと敵対し多くの人を殺めていた過去があったので執行者と手を組むとか考えました。
しかし過去に殺めた者を生き返らせるため頑張るという目標の高さには良いと感じました。
ここ、目的が“自分のため”ではあるんだけど、そのために戦場で味方として動くというのが重要なんですよね。
少なくとも今は「敵対して自分の欲を満たす」方向ではなく、「貢献して可能性を掴む」方向に進んでいる。
ただ私が一番想定している中で一番嫌なパターンが、危機的場面で誰かの盾になる。
それにより、「これで借りは変えてたかな」とか「貢献できたかな」とか言って死んでほしくはないと感じましたね。
せっかく戻ってきたのに死なれたら悲しいですからね。
戦力について
178〜179話にて大我のスキルが運営者に効いてきたから、執行者にも通じる強さと思ってましたが、ちゃんと通じていたので安心しました。
ここは読者的にも安心ポイントですよね。参戦してきたのに「実は足手まといでした」だとしんどいので…。
これでちゃんと大我が味方側で強キャラ位置として活躍してくれるのでは?と感じます。
少なくとも180話の範囲では、戦力として“使える”どころか、かなり期待できる描写になっています。
最後に現れたキャラについて
最後死んだはずのイルラックが登場したことには驚きです。
他の黄金の騎士たちもいたことから考えられる線は2つ。
洗脳+生成
“海に還すもの“によって復活はあり得ない、つまり可能性として高いのはマリスが生物を生成し、洗脳したという点。
領地にはサフィーナもいたように見えたので、サフィーナなが大人しくしているとは考えにくい。
だからこそ、生成されてかつ、洗脳されたのでは?と感じます。
ただ、何故領地が地球に?しかも完全な敵対関係じゃない?という点ではちょっとわからない感じではあります。
ここが最大の引っかかりですね。
復活(っぽい現象)の説明だけじゃなく、「場所」と「関係性」がねじれているように見えるのが不気味です。
別世界からの移動
もう一つは全く似たような異世界のような場所が他の宇宙にあり、その生物がたまたまイルラックだったという線。
でもそう考えても何故領地が地球にあるのかが謎です笑
結局ここに戻ってくるんですよね。
「たまたま似てる」では片付かない違和感が残る。だからこそ次話での説明待ち、という形になります。
まとめ
今回は透晴たちが執行者と立ち向かう描写が各地で描かれ、反撃開始の空気がはっきりした回でした。
成瀬&サーヤの動きは“対抗手段の配布と追及”として頼もしく、常盛銀河と兵藤虎徹は戦場の安心感そのもの。
敷島&透晴&大我のパートでは、大我が「戦況を優先して身を引く」という判断も含め、味方としての意識の高さが見えましたね。
そして最後に急に現れた黄金騎士たちとイルラックの存在が謎です。
兵藤と戦う展開も想定されますが、流石にイルラックは過去の実力のままじゃ勝つのは不可能に感じますね。
現状、その場に現れた理由は考察しました。
そのうえで、完全な敵対関係じゃなさそうなのと、何故領地が地球にあるのかが全く分からないので、次の話でどうなっているか確認します!
※コメントの際は日本語でお願いいたします。


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