※本記事では、作品の戦闘描写や展開の一部に触れます。
今回の記事では『神血の救世主』178話「vs創造」で描かれた、運営者:創造(アルケイア)とヴァンキッシュの正面衝突。
そして物語の流れを大きく変えると予想される復活キャラの登場について、私見を交えながら振り返ります。
特に今回の178話は、「運営者という存在の異常な強さ」と「それでも抗おうとする側の覚悟」この2点が非常に強く描かれた回だと感じました。
また、単なるバトル回だけではなく、今後の陣営構図を左右する重要な話数でもあります。
そのため本記事では、戦闘描写・会話・流れを整理しつつ、独自視点で考察していきます。
前話-177話『本体』について
運営者:悪意(マリス)の登場
177話では、透晴たちの世界に設置されていた天空時計を、運営者:悪意(マリス)が破壊するところから物語が動き出しました。
その直後、好奇心(エルピス)が2人の運営者によって強襲され、1vs2の正面衝突へと発展します。
運営者同士にはある程度の仲間意識があるものだと思っていたので、この「裏切り」という形には正直かなり驚かされました。
これまでの裁判や会話シーンを振り返っても、運営者同士がここまで露骨に敵対する描写はほとんどなかったため、177話は世界観そのものが一段階変わった印象を受けます。
vs運営者 創造(アルケイア)が開始
運営者間での裏切りが発覚したことで、ヴァンキッシュは運営者:創造(アルケイア)を問い詰めます。
その結果、アルケイアが明確に敵側であることが判明。
ヴァンキッシュは即座に攻撃を仕掛けますが、アルケイアも戦闘体制を取り、運営者:創造(アルケイア)vsヴァンキッシュという構図ができます。
この時点ではまだ本格戦闘には入っていません。
ですが、個人的には「現状のヴァンキッシュが、どこまで運営者に通用するのか」それを示すための前座のような位置づけだったと感じました。前話の考察についてはこちら👈177話
本編-178話『vs創造』
戦線離脱する透晴
178話序盤、透晴はスキル運命虚坑者(イリス・レジスタ)によって、運営者:アルケイアの放つ拒絶(リジェクト)を相殺します。
しかしこのスキルには明確な制限があり、MPフルの状態で発動回数は5回のみ。
この時点ですでに1回使用しており、残りは4回という状況でした。
透晴自身は冷静に状況を分析し
「このままではアルケイアには勝てない」
と判断しています。
そこでヴァンキッシュは、透晴を足手纏いだとはっきり言い切り、この場から逃げるように強く促します。
このやり取りからは、単なる仲間というより、親子のような関係性を強く感じました。
本当に足手纏いだからという考えではなく、透晴を逃がしたいというヴァンキッシュの心境を感じます。
守る側と守られる側、その役割を即座に切り替える判断力も印象的です。

ヴァンキッシュvs運営者:創造(アルケイア)開始
透晴を逃した後、ヴァンキッシュは改めてアルケイアと対峙します。
ディアマンテ戦後の負傷、そして娘・シュビラの予言にあった「死の予感」。
それが今なのではないか、という不安を抱えながらも、ヴァンキッシュは呪血繚乱(カースブルーム)を発動します。
このスキルによって、アルケイアのスキルを中和しようと立ち向かう姿は、これまで積み重ねてきた覚悟そのものだと感じました。
同時に、
「ここでヴァンキッシュが倒れる可能性がある」
そんな伏線が強く意識される場面でもあり、読んでいてかなり不安がよぎります。

運営者の対抗手段
ここで物語は回想へ。
ヴァンキッシュと運営者:好奇心(エルピス)の会話に入ります。
エルピスは、運営者への対抗手段について語ります。
運営者は無限とも言える時間を生きており、変化のない、退屈な人生に飽きている存在。
そのため、同じパターンの攻撃やスキルでは、すぐに見切られ、殺されてしまう。
だからこそ重要なのは、変化し続けるスキル。
ヴァンキッシュの呪血繚乱のように、常に形を変え、対応し続ける力であれば、運営者が退屈するまで生き延びられる可能性がある、という考えです。
戦闘シーンに戻ると、呪血繚乱は実際に変化し続け、あらゆる事態に対応していきます。
アルケイアはその変化に興味を示し、結果的に「ヴァンキッシュと透晴を殺す」という本来の目的から注意が逸れます。
これは完全にヴァンキッシュの思惑通りでした。
しかし、その代償としてヴァンキッシュのMPが尽きてしまう。
正直ここは、
「運営者って結構単純なのでは?」
とも感じました。
絶対に勝てるという自信があるからこそ、スキルへの興味を優先したのではないか。
そう考えると、運営者の思考も少し見えた気がします。
再登場する2名の強敵たち
ヴァンキッシュの状況側
MPが尽き、アルケイアの前に膝をつくヴァンキッシュ。
アルケイアはすでに呪血繚乱の解析を終えており、その力を自身の管理する世界へ広めると発言します。
さらに、確実にヴァンキッシュを殺すため、「海に還すもの(アムネジア)」を使用し、トドメを刺しにかかります。
ここでヴァンキッシュの最期か、と不安になった瞬間、アルケイアの蹴りを止める男が現れます。
鋸歯が特徴的なその描写から、運営者:均衡(ノミア)の再登場が示唆されます。
全身は描かれていないため確定ではありませんが、読み取れる要素としては十分でしょう。

透晴の状況
一方、透晴の側でも状況は最悪です。
アルケイアの拒絶の勢いが増し、透晴へと迫ります。
裁判所へと続く扉と共に案内人が現れます。
しかし拒絶はすでに背後まで迫っていた。
その攻撃に対し、透晴は呪虹で反撃するものの、致命傷を負ってしまいます。
その直後、案内人?が「やめだ」と発言し、時を急激に加速させるスキル「黒き死の勝利(イル・トリオンフォ・デラ・モルテ)」が発動。
拒絶は完全に消滅します。
このスキルを使える存在は極めて限られており、口調も明らかに既視感がある。
そう、有明大我の再登場です。
ここは素直に「熱い」と感じました。絶望的な状況の登場と、運営者の攻撃をはねのける力量には鳥肌が出ました!!次話の考察についてはこちら👈179話
考察
アルケイアvsヴァンキッシュについて
対策を講じていたとはいえ、やはりディアマンテ戦後の負傷が大きく響いていると感じます。
また、エルピスの言っていた通り、アルケイアがスキルへの興味に完全に引き寄せられた点も印象的でした。
単純だと感じる一方で、それだけ長く、退屈な時間を生きてきた存在なのだとも思えます。
再登場したキャラたちについて
ヴァンキッシュ側の再登場キャラ
今回再登場したと思われるのは、運営者:均衡(ノミア)。
まだ確定ではありませんが、裁判途中で退出していたことを考えると、このタイミングでの登場は非常に心強いです。
エルピスが味方側だと判明した今、ノミアも同じ側であれば、透晴側は一気に有利になると感じます。
透晴側の再登場キャラ
透晴の義弟、有明大我。過去に透晴と決闘し敗北した、序盤のボス的存在でした。
正直、強さには不安もありましたが、運営者の拒絶を容易に無効化した時点で、スキルの質は運営者にも通じる可能性が高いと感じます。
この再登場は、かなり心強いですね。
正直運営者とまともにやり合えそうなキャラは、まだヴァンキッシュ(ですら怪しい)くらいなものなので、この登場は熱い展開であると感じます。
ここの考察に関してはさらに深く考察を別ブログでも考察しております。大我再登場について
まとめ
今回の178話は、ヴァンキッシュ(かなり負傷)vs運営者:創造(アルケイア)という作品の天井とも言える戦いが本格化した回でした。
さらに、運営者:均衡(ノミア・未確定)、有明大我という再登場キャラの存在が、物語を一気に加速させています。
今後、運営者同士の戦いがどう広がるのか。そして透晴たちは、この絶望的な戦力差にどう立ち向かうのか。
次回以降も目が離せない展開です。


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