※この記事は、漫画『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』の内容をもとにした 個人の独自考察記事 です!
※一部エピソード(川端珠江の催眠、つよし収監・強制送還周りなど)の ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
初めにーそもそも「つよしに勝つ」とは何なのか?
物理でつよし勝つのは、ほぼ100%不可能
まず大前提として、まともな戦闘でつよしに勝つのは不可能に近いですよね。
- 世界トップクラスの格闘家や暗殺者
- 軍や組織に属する武闘派
- 超人的なフィジカルを持つ化け物クラス
…こういう連中が束になっても、結局つよしには勝てていないように見えます。
作中では、拳を交えた相手が「人間の枠を超えてる」と認めざるを得ない描写も多いですし、
今のところ“戦闘での敗北ゼロ”という時点でおかしいんですよね。
だからこそ今回は、
・つよしの行動を封じる/選択肢を奪う
・精神的に負かす
・社会的に縛る
といった、“別のベクトルでの勝利条件”を考えてみよう、というのがこの記事の趣旨です!
1.女による誘惑|最初に浮かぶけど、今は通じにくそうな手段
過去のエピソード:つよしに勝つ上で一番“効きそう”だった
最初に思いつくのは、やっぱり女による誘惑ですよね。
作中でも、
- 中国から来たアルバイト仲間・陳神美(チン・シュンメイ)
- ロシアの美女・ナターシャ・ヴラドレーナ
- 沖縄にて金田咲
など、つよしの周りには「美人で、つよしに好意を向けてくる女性」がちらほら登場します。
つよしって、戦闘では完璧超人なのに、恋愛や女の子絡みになると急に赤面したり、おどおどしたりする場面が多いんですよね。
もし誰かが本気でつよしを落としに来て、
- 「私を守って…」と危険な場所へ誘導する
- 「私のために戦わないで」と行動を制限する
- つよしの仲間と恋愛感情の板挟みにする
みたいな形で心理を揺さぶれれば、戦闘力そのものではなく、“判断ミス”を誘導できる可能性はあると思います。

しかし今のつよしは、女より“仲間優先”モードに近い?
ただし、現在のつよしを見ていると、昔ほど「女の子>その他」の単純な構図ではなくなっている感じもします。
- ロシアでの強制連行
- 金田咲との関係性の変化(失恋)
- 「女に対する期待」そのものが、少し冷めた雰囲気
こういった出来事の積み重ねで、以前ほど「かわいい女の子からアタックされたら即崩れる」という状態ではなくなってきてますよね。
それよりも最近は、
- 日本を変えようとしているメンバーとの絆
- 仲間の安全を優先する判断
が目立ってきている印象があります。
だから現状で「誘惑だけでつよしをコントロールする」のは、昔よりもハードルが上がっていると感じます…。
2.精神攻撃|珠江レベルの催眠ができれば、ワンチャン操れる?
川端珠江の“母としての催眠”は、実際かなり効いていた
2つ目は、精神攻撃(メンタル面の縛り)です。ここで分かりやすい例が、川端珠江(つよしの母)による催眠エピソード。
- 珠江は、つよしの母親という立場
- 催眠や精神操作に非常に長けている
- つよしの強さを一時的に大幅ダウン
という流れがありましたよね。
あの時のつよしは、いつもの“全盛期モード”とは比べ物にならないほど弱くなっていました。
つまり、
「つよしの精神に直接干渉できれば、戦闘力は落とせる」
ということが、作中で一度証明されているんですよね。これはかなり大きいポイントだと思います。

ただし条件が鬼畜すぎる…珠江以上に“つよしを理解する”必要あり
問題は、その条件の厳しさです。
- 珠江は母親として、つよしの性格・思考パターンを理解している
- だからこそ「どこを突けばつよしの心が折れるか」をピンポイントで突けた
- 催眠能力そのものも、かなり異常なレベルだった
これを第三者が再現しようとすると、
- 珠江レベル、もしくはそれ以上の催眠スキルを持つこと
- さらに、つよしのことを“照以上に、珠江以上に”深く理解すること
この2つが必須になってしまうと考察。
ぶっちゃけ、そんな人材、現実にも作中にもほぼ存在しないんじゃないか?というレベルの条件ですよね…。
だから、精神攻撃は理論上は「つよしに勝つ手段」になり得るものの、現状では 再現性が低すぎる=実質不可能に近い手段 という印象です。
法による縛り|一度は“勝った”けど、今後は通じなそう?
過去には“法の側”が一度、つよしを封じ込めることに成功している
3つ目は、法(法律・制度)による動きの縛りです。
作中では、
- 殺人未遂の疑いをかけられる
- 出入国管理法違反など、無理やり罪を着せられる
- 実際に収監されてしまう
- 別の回にて 反社認定→国から追い出されるような扱い
といった展開がありました。
この時のつよしは、暴力という手段に一瞬頼りかけるしかし結局は“囚われの身”になることを選んでいる
という、かなり珍しい動きをしています。
「殴って全部解決」ではない選択をした唯一のパターンと言ってもいいかもしれません。
つまり、“正面からの暴力”では敵わない相手でも、
制度や法律の力を使えば、一時的に拘束することはできたというわけです。

ただし今は、つよし側も「法をあてにしていない」
とはいえ、今のつよしは
- 「国」や「法」に対する信頼がほぼゼロ
- 日本を変えようとするメンバーと共に動いている
- 警察や自衛隊などに襲われても、“躊躇なく反撃する側”に傾きつつある
という状態に近いですよね。
それでも唯一の可能性があるとすれば、
- 仲間を人質に取られる
- 大切な人が“法”の側に立たされる(現状咲だったが失恋し、その可能性はほぼ0)
- 法を破れば仲間が傷つくような状況に追い込まれる
といった、つよし一人の問題では済まなくなるケースでしょうか。
この場合、つよしは
- 自分だけなら暴力を選ぶ可能性大
- しかし仲間が巻き込まれるとなると、すぐには動けない
という、葛藤を見せる可能性はありそうです。それでも最終的にはぶち壊しに行きそうなのが、つよしなんですけどね…(笑)。
まとめ―つよしに勝つ手段
今回は『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』の主人公・つよしに対して、「殴り合い以外で勝つ手段って、現実的に考えて何がある?」というテーマで考察してみました!
戦闘でつよしに勝つのはほぼ不可能なので、女による誘惑/精神攻撃/法による縛りの3方向から検証しました!
- 女による誘惑は、つよしの照れ性・恋愛経験値の低さを突く意味では最有力。
ただし現在は“女より仲間優先”に変化しており、昔ほど単純には効かなそう…。 - 精神攻撃は、川端珠江の催眠のように「つよしの内側」から弱らせられる強力な手段だが、珠江以上に“つよしを理解し、操れる存在”が必要で、現実的にはほぼ不可能級。
- 法による縛りは、過去に一度は成功しているものの、今のつよしは国や法律を信用しておらず、むしろ法の外側に出ようとしているため、仲間の人質など“特殊な条件”がない限り通じにくい。
- 総合すると、一度きりの奇襲としてなら「女による誘惑」が最も現実味があるが、
一度でも失敗すれば、二度と同じ手は通用しない“学習する怪物”になるというのが筆者の結論です!
ぶっちゃけ、ここまで考えても「やっぱりアイツには誰も勝てないんじゃ…?」というタイトル通りの答えに戻ってきてしまうのが、TSUYOSHIという作品の面白さだなと改めて感じました。
※コメントの際は日本語でお願いいたします。

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