バットロー99話考察&最新話解説【ネタバレ注意】

考察・解説

 「コードネーム:バットロー」99話が公開され、ついに黒瀬とマティアス勢力の本格的な衝突が描かれました。本記事では、ネタバレを含みつつ、最新話の展開と筆者独自の考察を紹介します。
(※未読の方はご注意ください)

バットロー第98話までの流れ【おさらい】

 前話では、久保田がマティアスの部下と激突。マティアスの部下の圧倒的な実力差により劣勢となり、最後の抵抗として相手を地面に叩きつけるも敗北。

 しかし、そこに仮面をつけた黒瀬(バットロー)が不意打ちを放ち、戦況が一変する──という場面で幕を閉じました。

第99話の展開:仮面の黒瀬、圧倒的な冷静さ

黒瀬 vs マティアスの部下

 戦闘開始早々、黒瀬の存在に驚くマティアスの部下。最初は同じ部下の“マーク17”だと勘違いするも、即座に別人と見抜きます。また黒瀬の一撃で一瞬意識を飛ばしかけたことで、部下も黒瀬の格の違いを理解。

 安曇は仮面の人物が黒瀬であると気づき、安堵する一方で、部下が爆弾を所持していることが発覚。しかし黒瀬は動じず、「爆発させてみろ」と挑発。この挑発に乗り、部下はスイッチを押します。

爆弾が爆発…しかし黒瀬は無傷

 スイッチを押した後爆音が響くが、黒瀬は無事。実は、彼は敵の動きを観察しており、「爆弾が仕掛けられていない安全圏」を見抜いていました。彼の洞察力と判断速度は常人のそれを超えており、まさに戦闘IQの塊

 それでも諦めないマティアスの部下は、生徒たちがいる場所の爆弾を起動しようとするが――黒瀬が投げた生徒カードで起動を阻止。その直後の蹴りで完全に制圧されます。

倒れた部下は「マティアスに出会った瞬間、お前たちは死ぬ」と警告を残し、戦闘終了。

黒瀬の推理:爆弾の仕組みとマティアスの正体

 戦闘後、黒瀬は安曇に対して冷静に状況を整理。彼は教育実習生の中にマティアス本人がいると断言。

 さらに爆弾の設置方法についても触れ、「スライト・オブ・ハンド(マジック由来の技)」を利用した設置だと説明しました。

 この技は、観察者の視線を巧みに誘導し、爆弾を気づかれずに仕掛ける方法。まさに“見破る目”を持つ黒瀬だからこそ、気づけたといえます。

マティアス側の動き

 一方その頃、マティアスは部下との会話で黒瀬の動きを観察していました。黒瀬が爆弾を避けた瞬間、「面白いものを見た」と不気味に笑うマティアス。どうやら、黒瀬が自分の仕掛けた爆弾の仕組みを察知したと確信している様子です。

 さらに、マティアスの爆弾は「強制的に取り除けない構造」にしており、単なる力押しでは到底解体できないと黒瀬は推測。

マティアスの次の一手:講堂での集会

 物語の終盤では、マティアスが放送室を利用し、奉仕活動部全員を講堂に集める展開に。そして、部下たちを従えてステージに登場。

 標的となったのは、使徒ナサニエルなど上位キラーと関係を持っていた安曇。マティアスは冷たく「バットローはどこ?」と尋問。安曇が「知らない」と答えると、マティアスは彼女の頭を指差し「頭」とだけ告げ、場面が終了。

筆者の考察:黒瀬の相変わらずなまでの異常な戦闘力と心理戦の凄み

 筆者の個人的な感想として、今回の黒瀬の強さはもはや人間離れしていました。A級キラーの敵をまったく苦戦せずに倒す姿は、まさに使徒。

 特に印象的だったのは、爆弾の安全圏を即座に見抜いた観察力。これまでの戦闘でも黒瀬は頭脳派の印象がありましたが、今回は“完全なプロの戦士”という印象が強く残りました。

 また、マティアスが安曇に対して「頭」と言ったのは、彼女の髪や体内に小型爆弾が仕込まれていてそれを爆破させる――そんな展開もあり得るかもしれません。

今回のまとめ

 99話では黒瀬の圧倒的な戦闘力と頭脳が光った回でした。また、マティアスの狡猾さが際立ち、物語が一気に緊張感を増しています。

 筆者としては、今後の展開で「黒瀬の過去」や「バットロー計画の真意」が明かされると予想しています。

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