※この記事は『コードネーム:バットロー』100話の内容を含むネタバレ解説です。
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前話(99話)までの流れ
黒瀬(バットロー)とマティアスの部下の戦闘が開始。圧倒的な実力差で黒瀬が勝利し、マティアス側の爆弾の仕掛け方を見抜き、その知識を安曇に伝えて別行動を取ることに。
その後、マティアスが放送室から「奉仕活動部全員を講堂に集まれ」と指示。その中で安曇は質問を受け、マティアスに「バットローはどこだ」と聞かれます。
安曇が「知らない」と答えると、マティアスは安曇の頭を指さし、「頭」とだけ呟いたところで前話は終了しました。
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100話「支配する者」あらすじ解説
マティアスの異変:爆破を中断する理由
マティアスは講堂で、指を突きつけて爆発を起こそうとした瞬間、奉仕活動部の中に1人足りない人物がいることに気づきます。
それが“黒瀬”であると即座に見抜き、彼の存在を思考。唯一、爆弾を仕掛けられなかった人物であり、過去の「バットロー事件」すべてに関わっていることも把握していました。
マティアスは部下に「ドローンで外部監視をしろ」と指示しますが、その時すでに――黒瀬は部下の一人に変装してすぐそばに潜伏していたのです。
潜伏までの経緯:黒瀬の仮面作戦
安曇と別行動を取る前、黒瀬はマティアスの部下の装備していた多機能仮面(ボイスチェンジ付き)に目をつけます。その機能を利用し、マティアス陣営に潜入する計画を立てました。
同時に、ジャミング装置(電波妨害機)を仕込み、マティアスの武器と爆弾システムを無効化する作戦を決行。ただし、ジャミングの発動には10分間の時間稼ぎが必要という条件がありました。

緊迫のカウントダウン:生徒全員の命が3分に
マティアスは黒瀬の狙いを察知したように、講堂の生徒全員の爆弾を3分後に爆発させると宣言。さらに、「ジャミングを使う暇はない」と言わんばかりにカウントを開始。
3…2…1…
その瞬間、突如――毒島兄弟がマティアスに投げナイフを放ちカウントを妨害する。
毒島兄弟、決死の時間稼ぎ
実は毒島兄弟は安曇と黒瀬との作戦会議を偶然ベットの上で“盗み聞き”しており、黒瀬が単独で危険な潜入作戦をしていることを知っていました。
「少しでも時間を稼げればいい」その思いで兄弟は同時にマティアスへ攻撃を仕掛けます。
だが相手はA級クラスのキラーたちを含む使徒マティアス。兄・恭は片足を爆破され、弟・大は体格で圧倒され投げ飛ばされます。

マティアスの反撃と黒瀬の介入
マティアスは圧倒的な冷静さで戦況を支配。安曇が援護に入ろうとするも、マティアスが爆破で武器を無力化。
 さらにマティアスの部下が、瀕死の恭の口に爆弾を押し込み――
爆発しようとした瞬間、マティアスの部下に扮した黒瀬が一撃で制圧!
恭は間一髪で救出。その後マティアスが生徒に設置した爆弾がポロポロと落ちその場で爆破。黒瀬はマティアスを真っ直ぐ見据え、仮面を外しながらこう告げます。
「ここからは――俺が、お前をコントロールする。」

筆者の考察と感想(独自見解)
黒瀬の潜伏スキルと知略が規格外
今回の黒瀬は、これまでと同様に「知能で戦うバットロー」という印象でした。仮面による変装、敵の行動予測、ジャミング準備など、まるで軍の諜報員のような冷静さ。
毒島兄弟の存在意義と人間味
今話では久々に毒島兄弟が活躍。彼らはこれまでの登場シーンでは“やんちゃキャラ”の印象が強かったですが、今回は命懸けで仲間を救おうとする姿に熱さを感じました。
まとめ
100話はまさに「知略と信頼」の回。黒瀬の潜伏戦略、毒島兄弟の覚悟、マティアスの狂気が同時に描かれていました。
筆者としては、次回101話でついに“黒瀬 vs マティアス”が全面的に始まると確信しています。バットローの真価が問われる戦いが、ここから本格化するでしょう。
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