2年前のルフィが倒せたのが奇跡な相手を語るにあたって
(※本記事にはワンピースの過去エピソードに関するネタバレが含まれます)
ワンピースは、世界中で愛され続ける冒険バトル漫画です。その、魅力の一つは、ルフィの成長過程にあります。
2年前のルフィは、まだ「覇気」の存在を知らず、ギア2やギア3も発展途上。海軍大将には手も足も出ないレベルでした。
それでも、そんなルフィが倒せたのが奇跡な相手が存在します。本記事では、「2年前のルフィが倒せたのは奇跡」と言える3人の強敵を、筆者独自の視点で紹介します。
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1. クロコダイル(元王下七武海)
キャラ紹介
アラバスタ王国を支配していた、バロックワークスのボス。現在はバギー率いるクロスギルドの幹部(笑)として再登場しています。
また、ロギア系「スナスナの実」の能力者で、乾燥と砂嵐を自在に操る実力者でもあります。そんなクロコダイルに当時のルフィが勝てたのは、まさに“奇跡”でした。
ルフィが勝てたことが奇跡な理由
- 当時、ルフィはギア2・ギア3未習得でスピードも火力も足りなかった。そのため、高速移動が可能なロギア相手には厳しいと思われていました。
- 覇気を知らず、ロギア系の実体を殴る手段がなかった。そのため、スモーカーや青雉、黄猿には手も足も出なかった。
- クロコダイルは当時からミホークやドフラミンゴと頂上戦争で戦えるほどの実力者。
- 頂上戦争ではジョズ以外から有効打を受けず、冷静な戦闘判断力も高い。
つまり、ルフィが彼を倒せたのは「実力も含めた、執念と運」が重なった結果と思われます。
勝利の要因
- 砂の弱点(水分)を発見(一度敗北したことから学ぶ)。水や血を使ってクロコダイルの身体を固体にし、物理攻撃を通した。
- 異常な生命力で毒や渇きの攻撃を耐えきった。
- 素の腕力が強すぎた。覇気なしでも肉弾戦で押し切るほどのフィジカル。
筆者としては、「ルフィの戦略力が初めて光った戦い」と感じます。この戦いが、後の覇気習得につながるターニングポイントになったのは間違いありません。

2. エネル(スカイピアの“神”)
キャラ紹介
空島・スカイピアを支配していた男。また「ゴロゴロの実」の雷人間で、自然系(ロギア)最強クラスの能力者。
ルフィが勝利したとはいえ、本来なら勝負にすらならない相手です。
ルフィが勝てたことが奇跡な理由
- すでに心網(マントラ)=見聞色の覇気を使いこなしていた。そのため、ルフィの打撃を目をつぶり、避ける描写もありました。
- 雷の攻撃は一発で何十人を気絶ほどの広範囲高火力。また、空島を吹き飛ばせるほどの巨大な雷攻撃も可能。
- 能力だけでなく、戦闘中に即座に戦法を切り替える判断力も高い。
- 一度心臓を止めても自力で蘇生できる生命力を持つ。
もし、ルフィが“ゴム人間”でなければ、即死していた可能性が高いでしょう。
勝利の要因
- 雷無効体質。ゴムの身体で雷を完全にシャットアウト。
- エネルとの戦闘時、黄金の球を腕につけられたことにより、リーチと重量攻撃による範囲攻撃が可能になった。
筆者としては、「ワンピース史上、最も“相性”に救われた戦い」だと思います。純粋な戦闘力ではなく、悪魔の実の相性が勝敗を分けた奇跡の例と考えております。

3. シキ(映画『STRONG WORLD』登場)
キャラ紹介
“金獅子のシキ”。ロジャーや白ひげと肩を並べた伝説級の大海賊。ロックス海賊団の一員であり、ロジャーが処刑された後には若き日のガープやセンゴクとも戦っています。
また、「フワフワの実」の能力者で、島を空中に浮かせることすら可能。原作にも名前が登場する、数少ない映画キャラクターです。
ルフィが勝てたことが奇跡な理由
- シキは単独でマリンフォードを襲撃し、ガープ&センゴクと戦った男。人間離れした戦闘力。
- インペルダウンから単独脱獄を成功させた唯一の海賊。その後、両足を刃に変える精神力もある。
- 島を複数浮かせるほどの能力で、空中戦において圧倒的有利。
- ルフィがいた頃のシキは、依然として“伝説の生き残り”クラスの実力者。
普通なら、覇気なしで勝つなど到底不可能と思われる相手。
勝利の要因
- シキの老化・衰えが進行していた可能性が高い。また、頭に刺さった舵輪が原因とも考えられます。
- 仲間のビリー(雷鳥)との共闘で空中戦をカバー。
- ルフィが“水で封じる”シーンなどあったがそれを中断し、斬撃を与えようとしたことで楽な勝利ができなくなった
筆者としては、「若いルフィの成長と勢いがベテランを上回った瞬間」だと感じます。もし全盛期のシキだったら、ギア4でも互角なほどの差があると思います。

まとめ
- クロコダイル:ロギア系相手に弱点を突いて勝利。
- エネル:雷を無効化する奇跡の相性で勝利。
- シキ:伝説級の海賊に勢いと機転で勝利。
2年前のルフィは、まだ“海賊王への発展途上”。それでも彼が数々の奇跡を起こせたのは、誰よりも諦めない心があったからと考えます。
筆者としては、「ルフィの真の強さ」は技でも覇気でもなく、どんな相手にも立ち向かう“信念”そのものだと断言します。その強さは頂上戦争や青雉戦で謙虚に出ていたと考えます。
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