はじめに
(※本記事には『僕のヒーローアカデミア』の設定・展開に関するネタバレを含みます)
今回は、もし『ヒロアカ』の最終映画(2025年以降)が制作された場合、どのようなボスが登場するのか――筆者独自の考察をもとに予想してみました。
前提として、映画では緑谷出久(デク)の個性が完全に消滅するという設定を採用。
その上で、最終決戦にふさわしい敵キャラクターを3パターンに分けて紹介します。
僕のヒーローアカデミア公式サイトについてのURLはこちら↲
ヒロアカ最終映画ボス予想①
最初のヴィラン ― “原点の悪”の復活
ヒーロー社会が生まれる前、人々に初めて「恐怖」を与えた存在。それが、“最初のヴィラン”。
彼はかつて全盛期のオールマイトに敗北し、昏睡状態に陥っていたが、死柄木弔との最終決戦による衝撃がきっかけで覚醒状態で復活。
復活を待っていた仲間たちとともに平和と化した世界を襲う――そんな展開です。
考察ポイント
この設定の魅力は、「最初の悪」が「最後の敵」になるという構成。『ヒロアカ』のテーマである“ヒーロー社会の崩壊と再生”に深く関わる構図になります。
 オールマイトが一度倒した敵が、緑谷の世代に蘇る――。
 まるでヒーローの世代交代を象徴するような物語。また、「初代」という肩書きは、“伝説”や“恐怖の象徴”というインパクトがあります。
筆者としては、死柄木と同等、あるいは「オール・フォー・ワンをも恐れていた存在」として描かれれば、映画限定ボスとして十分な説得力があると考えます。

ヒロアカ最終映画ボス予想②
封印されし“禁忌の個性保持者”
かつて「個性」が危険すぎるとして封印された人物。映画限定の新キャラクターとして登場し、封印を解いた瞬間、世界に再び“災厄”をもたらす――そんなストーリーです。
さらに追加要素を出すとすれば、元々はヒーロー寄りの心を持った人という設定を加えれば、ヒロアカの最終回に見合うものになると思います。
設定案
封印したのは、かつてのヒーロー(映画限定キャラ)で、死柄木との戦闘により亡くなった彼をきっかけに個性が再発動。
もともと無個性にされていたこの人物は、自分を励まし続けた恩人の死をきっかけに感情を失い、暴走します。
最終的には、市民やヒーローたちの呼びかけで心を取り戻す。「破壊ではなく、救いによる終幕」を迎えるという展開です。
筆者の考察
この設定が成立すれば、「個性社会の光と闇」というヒロアカの根幹テーマに直結します。“個性を奪われた者の苦しみ”と“力を持つ者の責任”という対比が描ける。
よって筆者はこの案を最も「映画映え」すると考えています。理由は、一時的な絶望と感動の両立が可能だからです。
最終的に緑谷が「自分の個性を犠牲にしてでも、相手を救う」という形で戦えば、シリーズの集大成として完璧にまとまると思います。

ヒロアカ最終映画ボス予想③
過去のオールマイトのライバル
過去、全盛期オールマイトの唯一のライバルとして存在していた元ヴィラン。オールマイトとの戦いで敗北し、罪を悔いて収監されていた人物が、オール・フォー・ワンによる監獄崩壊で脱獄。
そこで、崩壊したヒーロー社会を見て「これが平和の末路か」と絶望し、理想を失って再び立ち上がる――という設定です。
考察ポイント
この設定の最大の魅力は、“オールマイトの鏡”としての存在。かつて正義を掲げた男が、時代の崩壊を見て逆の立場に落ちる。まさに“もう一人のオールマイト”です。
ただ、過去作と被るような箇所はありますが、彼の強さは全盛期のオールマイトと互角。緑谷たちにとっては、まさに「全盛期のオールマイトの亡霊」と戦うような戦闘になります。
筆者としては、戦いの末にこのボスが改心し、「本物のヒーローとは何か」を語る終幕を描けば、これまでのヒロアカ映画の中でも最高の結末になると考えます。

筆者の独自見解:緑谷の“最後の選択”
どのパターンであっても、筆者が共通して望むのは――緑谷が最後に自分の個性を使い切り、ヒーローとして終わるという展開です。
力を失う代わりに、「誰かを救う」という原点に戻る。オールマイトから受け継いだ想いを「力ではなく心」で証明する。これこそが、ヒロアカの最終映画にふさわしい締め方だと思います。
今後への期待
仮にこの最終映画が実現するなら、
・オールマイトが一時的に現場復帰(力は使用不可)
・死柄木弔の残留意思
といった展開も考えられます。
筆者としては、「個性の終焉と人間の可能性」をテーマにしてほしいと思っています。ヒーローとヴィランが共に生きる未来――そんなラストを期待します。

あともう一つ追加で言うとしたら、最後の決め技は前作よりかっこよくしていただければと思っておりますm(__)m
ヒロアカ最終映画について考察まとめ
緑谷の個性が完全に消える最終映画を想定
いずれも「力より心」を描くことで集大成にふさわしい内容になると予想いたします。その理由は敵が「元人間」としての感情を持っているからです。
その他関連ブログについてのURLはこちら↲
※コメントの際は日本語でお願いいたします。
 
  
  
  
  


コメントを残す コメントをキャンセル