はじめに
※この記事は『コードネーム:バットロー』第101話のネタバレを含みます。
第101話では、ついに黒瀬とマティアスが本格的に対峙。長かった潜伏・観察フェーズを経て、黒瀬が“本気”を出す戦闘回でした。
筆者個人としても今話はシリーズ屈指の緊張感を感じました。この記事では、前話(100話)のおさらい、101話の展開、考察、次回予想を詳しくまとめます。
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前話(100話)について
前話となる100話では、奉仕活動部の人質を救うため、黒瀬(バットロー)がマティアスの部下に変装して潜伏。マティアスが爆弾を仕掛けていたことを見抜き、ジャミング装置を使って爆弾の無効化を試みました。
しかし、装置の起動には時間が必要で、マティアスは生徒たちの爆破を宣言。それを止めるため毒島兄弟が立ち向かいますが敗北。黒瀬が救出に入り、最終的に爆弾解除に成功しました。
黒瀬は「ここからは俺がお前をコントロールする」とマティアスに宣言し、いよいよ直接対決が始まるところで物語は101話へ続きました。
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バットロー101話あらすじ
奉仕活動部の脱出を促す黒瀬
ジャミングによって爆弾が無効化されたことを確認した黒瀬は、他の生徒たちに脱出を指示。
マティアスはその行動を見て黒瀬を賞賛。「爆弾の仕組み、設置法、そして自分の正体まで見抜いた」と評価します。
ただし、マティアスはこの時点で黒瀬=バットローと断定していません。“バットローの指揮を受けた優秀な部下”という認識に留まっています。
黒瀬vsマティアスの部下たち
マティアスは自身の直属の精鋭部隊を投入し黒瀬を潰すように命令。彼らはA級グローリーと肩を並べる実力者で、ナサニエルの100人の部下よりも強い存在。
 黒瀬は焦ることなく竹の棒?一本を構えます。そして各部下の紹介が終わった直後――
黒瀬が一瞬で全員を瞬殺。
その圧倒的な戦闘力に、マティアスは「使徒をも超える存在」と確信しました。

黒瀬vsマティアスの直接対決
部下敗北後マティアスが本格的に動きます。上空から無数の“トンボ型爆弾発射機”が降下し、連続攻撃を開始。
黒瀬は左腕を爆破されながらも、爆風を読んでダメージを最小限に抑える離れ業を披露。
マティアスが使用していたのはBCI(ブレイン・コンピューター・インターフェース)技術。脳に埋め込まれたチップから直接信号を送り、数百機以上の爆弾ドローンを制御していました。
人間では扱えないはずの技術を、平然と使いこなす狂気の天才を相手取る黒瀬。

黒瀬の妙案
圧倒的不利な状況下でも冷静な黒瀬は、即座に対策を思いつきます。マティアスにもその思考を読まれますが、黒瀬は椅子を投げて視界を遮り、安曇と共に講堂を離脱。

逃走先は図書室。黒瀬は「ここで迎え撃つ」と言い放ち、次回へ続きます。
感想と考察
黒瀬の冷静さと人間離れした対応力
筆者の感想として、今回の黒瀬は「戦闘AIのような精密さ」を見せた印象です。爆弾発射の軌道を読んで腕を動かす反射神経、数百機のドローンを相手に平然とした態度、すべてが常人離れしていました。
とはいえ、冷や汗をかいていた点から見ても、黒瀬の限界点を感じたシーンでもあります。
マティアスの科学力は戦闘を超えている
BCI(脳直結インターフェース)を導入した爆弾制御は、もはや「科学×人体改造」という新しいステージ。格闘技術よりも技術力で世界を支配するタイプの敵といえます。
筆者の考えでは、マティアスはただの戦闘狂ではなく、“知能と科学で世界を操作しようとする悪魔”。黒瀬が肉体的にどれだけ強くても、技術の差で苦戦する展開が想像されます。
まとめ
- 黒瀬がジャミングで爆弾を無効化し、生徒たちを救出
- マティアスの科学技術(BCI)が脅威として描かれる
- 黒瀬の冷静さと人間味が同時に光る回
- 次回は図書室での頭脳戦に突入する可能性大
筆者としては、今回の黒瀬の「冷静さの中の焦り」が非常に印象的でした。マティアスという狂気の天才との戦いが、物語全体の転換点になる予感がします。
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