今回は、自分の身体にしっかり向き合うきっかけとなった「いぼ痔の発覚〜病院での診断」までの一連の体験をブログに記録しておきたいと思います。
少々センシティブな内容にはなりますが、同じ悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。
■ 立ち仕事中に感じた異変
最初の異変は、仕事中に訪れました。立ち仕事の途中、突然お尻に「ズキン」と鋭い痛みが走ったのです。とはいえ、そのときは「便秘気味なのかな」と軽く流してしまいました。
それ以降も、ズキズキとした痛みが断続的に続く状態に。「まあ寝れば治るでしょ」と完全にスルーしてしまったのが、今となっては反省点です。
■ 深夜のトイレ後、初めての「激痛」
仕事終わりの夜、夕食を済ませ23時ごろ就寝前にトイレへ。すると、排便後にそれまでに感じたことのない鋭く深い痛みが肛門を襲いました。違和感どころか、「これは明らかに何かがおかしい」とすぐに感じるレベルの痛み。
驚いてもう一度シャワーでお尻を軽く洗い、恐る恐る肛門を触ってみると、何かが明らかに飛び出ている感覚。調べると、症状や位置から「いぼ痔(痔核)」の可能性が高いと分かり、ようやく事態の深刻さを理解。
ネットでは「指で押せば戻ることもある」とありましたが、そっと触れるだけでも激痛。とてもじゃないですが、押し戻す余裕も力もありませんでした。
出血はなかったものの、「もしかしてかなり進行してる?」という不安が押し寄せ、その夜は一睡もできず、痛みと恐怖でただただ布団の中で耐えるだけの時間を過ごしました。
■ 翌朝、有給を取り病院へ直行
翌朝、早めに職場に連絡を入れ、有給を申請。その後、評判の肛門科クリニックを予約し、すぐに受診しました。
正直なところ、肛門科の受診は人生初で、緊張感でいっぱいでした。
■ 肛門診察:指診と内視鏡カメラによる検査
診察室で呼ばれると、まずはベッドに横向きに寝て、下着をおろしての検査に入ります。(全部ではなくパンツをお尻が見えるところまで下げる)
医師から「ちょっと指を入れて確認しますね」と声をかけられ、肛門に指を挿入しての触診(直腸診)が行われました。
これが正直、痛みがあったのもあり恐怖がありました(恥ずかしさはない)が、医師は淡々と手際よく、確認してくれたのが救いでした。
次に登場したのが、小型のカメラ付きの診察器具(肛門鏡/内視鏡)。肛門にそっと挿入し、患部の状態を確認しておりました。
医師からは、「これは内痔核(いぼ痔)で、ステージ2〜3の中間くらいですね」との診断。今のところ手術は不要、薬で様子を見る段階とのことでした。
■ 処方された薬と生活指導
診察後、処方されたのは以下の2つ:
・肛門に直接塗る軟膏薬
・漢方薬(内服)
加えて医師から言われた生活上の注意点は次の通り:
・トイレで長居しない(いきまない)
・同じ姿勢を長く続けない(特に座りっぱなしや立ちっぱなし)
・排便をスムーズにするための食事管理も大事
この時点で、「あのとき無理に我慢せず、早めに来て良かった…」と本気で思いました。
■ 痔と向き合い、ブログと筋トレのスタート
この経験をきっかけに、いぼ痔について本格的に調べ始めました。また、「できる範囲で体を動かし、再発予防も兼ねて筋トレを再開しよう」と思うようにもなりました。
この発症を元に「いぼ痔持ちでもできる筋トレ」というテーマでも発信しようと考えました。
■ まとめ:恥ずかしさよりも早期の対応がカギ
いぼ痔は決して珍しい病気ではありません。調べたら発症率は1/3とかなり高い割合で驚きました。
私自身、もう少し遅れていたら、手術が必要な段階になっていたかもしれません。自分の身体としっかり向き合うこと、それが何より大事だと感じた体験でした。
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