【神血の救世主】170話レビュー&徹底考察!※ネタバレ注意

考察・解説

※本記事は『神血の救世主 ~0.00000001%を引き当て最強へ~』170話「因果の鎖/3」に関する、筆者個人の考察&レビュー記事です。
※ネタバレを多く含みます。未読の方は注意してください!

神血の救世主170話「因果の鎖/3」常盛VS悲劇【ネタバレ考察】

 まず最初に強調しておきたいのは、170話は完全に「常盛の飛躍回」だと感じた! ということです。運営者・悲劇(トラゴーティア)相手に、常盛がここまで戦えるとは正直思っていませんでした…。

この記事では、

  • 前話で何があったのか
  • 170話本編で常盛と悲劇がどうぶつかったのか
  • 常盛の成長と今後への期待

このあたりを整理していきます。

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前話について ― 過去をやり直させる“偽りの救い”

透晴と常盛、それぞれの「もしも」の過去へ

 前話では、主人公・透晴と常盛がそれぞれ過去の時間へ飛ばされました。常盛は、家族が異界生物に殺される前の穏やかな日常へ。透晴は、幼い頃、まだ母がそばにいてくれた頃の記憶へ。

 しかし、もちろんこれは優しさではありませんでした。運営者・悲劇(トラゴーティア)の目的は、

  • 不幸な記憶を“幸福な記憶”に一度書き換える
  • そのあとで、さらに重い不幸を魂に植え付ける

 という、最悪の「因果の上書き」です。まさに名前どおり“悲劇”を運営している感じですね…。

甘い罠を振り払ったふたり

 それでも透晴と常盛は、その甘い罠を受け入れていない感じでしたね。

 透晴は、自分の能力を駆使して反撃を開始。一方常盛は、再会した家族に対して、

  • 家族が亡くなった後に自分がどう生きてきたか
  • これから先、どんな人たちを守っていくつもりなのか

 をまっすぐに語りかけてました。その言葉を聞いた家族は、常盛の未来を信じたように微笑み、静かに消えていきました。切ないけど、すごく前向きな別れでしたね…。

こうして常盛は過去に縛られた自分を乗り越え、舞台は常盛VS悲劇(トラゴーティア)の直接対決へ移ります。

前話についてのブログはこちら↲

本編170話「因果の鎖/3」の流れ

悲劇(トラゴーティア)と常盛の価値観のぶつかり合い

 透晴の怒りに怯える悲劇(トラゴーティア)を見て、常盛は

「有明(透晴)は俺のために怒ってくれたんだな」

と、どこか安心したように笑みを見せてました。

 しかし、そんな“絆”を見せつけられる展開こそ、悲劇(トラゴーティア)が一番嫌うものだったらしく、

 「絆という勝利を見せてくるのが一番嫌い」

と言い放ち、おそらく悲劇の固有スキル「悲劇舞台(トラジック・ステージ)」を発動します。

 このスキルは、触れただけで発狂するレベルの悲痛な濃霧を生み出し、人を廃人同然にしてしまう超危険な能力とのことです。

 悲劇(トラゴーティア)は、この濃霧で常盛を壊して殺し、その姿を透晴に見せつけて透晴ごと“悲劇”にしてやると宣言…。悲劇という名に合う非道さですね(笑)

 それでも常盛は、「絆で勝つ」という発言は同意しつつ、自分の力で勝利すると静かに宣言します。

スキル:悲劇舞台(トラジック・ステージ)イメージ画像

白帝銀嶺弓と「偉大なる冬(フィンブルヴェド)」

 悲劇(トラゴーティア)が濃霧で押し込む中、常盛はルインから授かった武器白帝銀嶺弓を構え反撃に出ていました。

 同時に、スキル「偉大なる冬(フィンブルヴェド)」を発動して、悲劇(トラゴーティア)の能力そのものを凍りつかせていきます。

白帝銀嶺弓の能力は 大きく2つ。

  • 敵を逃さない無数の光の矢
  • 放った後に龍へ変換される銀の矢

 この弓とスキルは、この戦いの1日前にルインとアーケインからそれぞれ授かったもの。まさに、この「因果の鎖/3」で使うために用意された切り札って感じですよね。

 とはいえ、最初の攻撃は悲劇(トラゴーティア)に容易く防がれてしまいます。しかしそれは、新たなスキルを叩き込むために近づく“囮”とのこと。


第9結晶体(アイス・ナイン)を応用した新スキル

 常盛の本当の狙いはここからです。第9結晶体(アイス・ナイン)を酷使しつつ、「触れている間だけ効果を発揮する新スキル:偉大なる冬(フィンブルヴェド)」を組み上げていました。

 このスキルは確殺効果こそありませんが、それ以外は第9結晶体の能力をほぼ継承しており、

  • スキル
  • 分霊体
  • 召喚体

といった、魂を持つ存在や魂由来の生成物を連続で“氷へ変換”できる性能を持っていると思われます。

 運営者・悲劇(トラゴーティア)は、魂の塊で構成される存在。つまり常盛は、この新スキルによって運営者の天敵ポジションにまで到達してしまったわけです…!

 悲劇(トラゴーティア)はそれを理解し、全力で魂の攻撃を放ちますが、常盛が触れるだけで次々と氷に変えられ、完全に封じられていきます。


白帝銀嶺弓「光雨」での決着

 全ての攻撃を止められた悲劇(トラゴーティア)を前に、常盛はもう一度家族に会わせてくれたことへの感謝を口にします(勝者の余裕?)。

 このセリフが静かで、でもめちゃくちゃ重いんですよね…。

 そして白帝銀嶺弓の技「光雨」を放ち、ついに悲劇(トラゴーティア)を撃破!まさかの単独撃破という展開に、読んでいて本気で驚きました。

 トドメの瞬間、常盛の瞳は完全に冷め切っており、その目を見た悲劇(トラゴーティア)は「ゾクゾクした」と笑みを浮かべて消えていきます。この歪んだ満足げな表情が、運営者らしさ全開でゾッとしましたね…。

筆者の考察 ― 常盛は「人間側トップクラス」へ?

 筆者的は、少し前までの常盛を正直そこまで高く評価していませんでした。ゴエティアの分霊の一人より少し弱いくらいかな…とすら思っていたくらいです。

しかし170話時点の常盛は、

  • 過去のトラウマを自分の言葉で受け入れて乗り越える精神面
  • 白帝銀嶺弓と偉大なる冬、新スキルを噛み合わせて使う戦闘センス
  • 運営者本体すら“天敵”と言えるほどの相性の良さ

と、完全に別格の領域に足を踏み入れています。

 兵藤のようにアイテムに全振りしているタイプでもなく、透晴のような希少種でもないのにここまで強いのは、本当にヤバいですよね…!

「アイテム・希少種補正なし」で見れば、常盛は人間側最強候補なんじゃないか?とすら感じました。

 また、最後悲劇が笑みを見せたことから、今回の試練結果から、悲劇が支持を取り消すような真似はしないと感じましたね。

 あとは他の運営者の支持にも期待します。

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まとめ

  • 前話では、透晴と常盛が過去の幸福な時間へ飛ばされ、悲劇(トラゴーティア)の“偽りの救い”を突きつけられた。
  • 常盛は未来の話を家族に語り、過去をやり直すのではなく受け入れることで前に進む道を選んだように感じた。
  • 170話本編では、白帝銀嶺弓と偉大なる冬、第9結晶体由来の新スキルを駆使して、常盛が悲劇(トラゴーティア)の魂由来の攻撃を完全に封殺。
  • 最終的に白帝銀嶺弓「光雨」で悲劇(トラゴーティア)をまさかの単独撃破し、常盛は人間側トップクラスの実力者へ一気に駆け上がったと感じましたね。

常盛がここまで強くなった今後の展開、正直かなり楽しみです!

※コメントの際は日本語でお願いいたします。

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